リンノファンタジーは、まだ38.4度と熱は下がっていません。
最近は38.1-38.5度くらいを推移しています。
平熱は38.0度ですから微熱が続いている状態となります。
熱が体内にこもらないように、毎日馬場で一周回っています。
獣医師に現状と対応について確認しました。
リンノファンタジーは、血液検査の結果からは、全体的に数値が下がっていて、
体力低下から免疫力が下がっている状態のため暑さに負けてしまっている現状です。
馬としては、自らを守っている状態にあるとの診断でした。
対処方法として、
回復ポイントは、赤血球の数値が低く、数値を正常値に戻せば、
ほかの数値も自然と戻るため、造血作用を高めるサプリメントを与えることとする。
それと並行して、週一回の補液を行う際に造血剤を投与する。
同時に体内の熱を発散させるため、軽い運動を続けながら汗を掻いて熱を逃がすこととする。
しかし、暑い時期はまだ続きますので、すぐに回復するとは考えにくく、気温が下がってくる時期まで待たないとならないと考えられる。
微熱が続く状態ではありますが、８月後半の開催に向けて進めております。
800m戦を目標に何とかなると考えておりますが、再来週からは、状態を見ながら徐々に乗り運動のペースを上げて行く予定です。
◆事務局から
川島調教師にリンノファンタジーの現状と治療方法について、獣医師にしっかり確認してもらうようにお願いして、上記のようなコメントをもらいました。
リンノファンタジーは、７月18日からの発熱が続いていています。
左肢管骨外側の打撲からの発熱が始まりで、現在は夏負けからの発熱が続き、回復目途は9月頃かと推測します。
6月30日の出走前の猛暑が続いた時期に汗取りを着せて無理に体重減をさせたことが今回の夏負けの原因なのではと考えております。症状としては、重症ではないようですが、まだ熱が続いておりますので時節柄しっかり注意を払っていただくよう、お願いしました。
リンノファンタジーは将来性があり、今後が期待できると考えています。
真夏の猛暑の時期を迎え、ここは無理せずに血液が正常値に戻るまで待ちたい。
そのため、8月後半の浦和開催はスキップして回復優先で進めたいと思います。
馬主の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしますが、しばらくの辛抱をお願い申し上げます。
