2022年9月30日金曜日

リンノファンタジー 近況報告@ ステーブルホースパワー 2022.9.30

◆田邊調教師コメント

リンノファンタジーの状態は、想定していたより良かったです。
だいぶ絞れてきていて肢元への負担が軽減してきてます。また患部は変化なく現状維持でした。
ただし、背肉が足らず、もう暫くはホースパワーでトレッドミル及び乗り込みを続けてもらうこととしました。
高田社長は頑張ってくれていると思います。
これだけ的確に進めてもらえれば、安心して任せることが出来ます。

このまま進めることが出来れば、10月開催後に入厩させられると思います。
現状からは、どうしても乗り込みが不足しているため、11月開催がぎりぎり間に合う感じです。
今後は、毎週電話連絡を行い、状況確認する予定です。
よろしくお願いします。











2022年9月17日土曜日

リンノファンタジー 近況報告@ ステーブルホースパワー 2022.9.17

◆田邊調教師コメント

リンノファンタジーは、9/7に前肢の蹄鉄を外して乗り運動を行ったところ、蹄を痛がりましたので乗り運動を中止して装蹄待機としました。
9/14に装蹄師が来て蹄鉄を履かしてもらい、現在は馴染んだので乗り運動を再開してもらってます。現状は速歩とハッキング程度です。
来週からは、トレッドミルを加えたメニューにしてもらいますが、川崎競馬10月開催に間に合うかは微妙な状況ですが、10日前入厩で進めてもらいます。

繫靭帯炎が気になりますので、ステーブルホースパワーのトレッドミルも含め緩い馬体をシェイプアップしてもらい、入厩後、しっかりと調教が積めるように準備してもらうため最悪、入厩時期を延ばすかもしれません。
この仔のことは、預かる以上責任を持って前に進めたいと思いますので、ここはじっくりと構えてもらい、もう暫くの辛抱をお願いします。
よろしくお願い致します。



2022年9月8日木曜日

リンノファンタジー 近況報告@ ステーブルホースパワー 2022.9.8

★川崎競馬場 田邊調教師コメント

川崎の田邊です。よろしくお願いします。
リンノファンタジーを見学しましたが、ゆとりある馬体をしていて、
まだ乗り込みは始めたばかりの印象を受けました。

ステーブルに伺ったところ、ダグが中心で、馬が行きたがる日はハッキング程度を乗り込んでいると聞いています。

リンノファンタジーの左前肢を見ましたが、左前肢の外側の腫れは深刻です。
触った感じでは熱感はなかったのですが、繫靭帯に腫れた個所が悪く、
現状の乗り運動程度では問題ないと思いますが、競馬場の調教に向けては耐えられるかが心配です。

当然、競馬に使えるよう患部の状態を確認しながら進めていきますが、痛がり方がひどくなったら、続けられないこともあり得ますのでご了解ください。

今後についてですが、ステーブルにいる間は、前肢の蹄の伸び方が気になったので、蹄鉄を外して調教してもらうよう伝えました。
来週の川崎競馬開催が終わりましたら、馬房の入れ替えで入厩させる予定です。

競馬に使えるよう、細心の注意を払って進めていきます。
これからよろしくお願いします。


◆事務局から

リンノファンタジーの馬主の皆様にはご心配、ご迷惑をおかけしております。

川崎競馬場、田邊調教師にリンノファンタジーの現状を確認していただくために
ステーブルホースパワーを訪問してもらいました。
また、田邊調教師には管理依頼をし、覚悟をもって受託してくれました。

そもそも左前肢の件は、3月20日にナルタ牧場で中筋が腫れたことが起点であったと考えられます。その時点では削蹄が合わなかったとのことで、その後、熱もなくなり腫れも引いたため、深刻には考えておりませんでした。

その後、野田トレセンに入厩後の獣医師の診断では「深管骨瘤」との診断でした。
その頃は、よく馬房でぶつけた等で腫れや熱感が続きました。

7月浦和競馬開催の取消の原因となった外側の腫れは熱と痛みもありましたが、
それでも深刻な状態との報告はなく、抗生物質と消炎剤治療で対処してくれました。

夏負けが原因でステーブルホースパワーに移動してからは、消炎剤の効果が切れたためか、内外が腫れたとのことで、8月末に別の獣医師を依頼してレントゲン撮影から診断してもらい、「繫靭帯炎」と診断されました。

現状は、痛がることもなく、変化もありません。
馬は気にもしていないようですが、腫れと患部の熱感がある日があり、
調教を進めてみなければ、この先の状態はわからないとのことですので、進めてもらうことにいたしました。
しかし、大変残念ではありますが、繫靭帯炎は痛がる可能性が高いとのことです。

並行して、夏負けによる肝機能改善及び血液数値の正常化は達成したのですが、まさかの「繫靭帯炎」の問題を抱えながらの競走生活になってしまいました。

馬主の皆様には、これまでご心配とご辛抱をいただいてます。
申し訳ありません。
これからも引き続きのご配慮をお願い申し上げます。